子育てサークルは、育児の悩みを共有でき、みんなで一緒に子どもの成長を見守れるママにとって癒しの場です。しかし、運営方法や金銭をめぐって対立することもあるとか! 今回は筆者のママ友たちが立ち上げた子育てサークルで起きた金銭トラブルエピソードを、ママ友から聞きました。
自治体のサポートで、子育てサークルを運営
友人たちは、自治体がサポートするかたちで、地域の子育てサークルを立ち上げました。
講師を呼んで、子どもの防犯講座を開催したり料理教室を楽しんだりと、基本的な運営も自分たちで行っていました。
自治体も、ママたちが活動しやすいように公民館の部屋を押さえたり、広報のチラシを市役所に設置する程度にサポートしてくれていました。
本当のリーダーは誰?
サークルを立ち上げた時、Yさんがリーダーを引き受けてくれました。
彼女が選ばれたのは、メンバーの中で年長者だったから。
しかし、実際に広報のチラシを作ったり、市役所の職員と連絡を取り合ったりしていたのはUさんでした。
こっそり協力金を受け取っていたYさん
年度末に、市役所の職員から「サポートの一環で、リーダー役の方に協力金をお渡しします」と連絡がきました。
この時、Yさんが他のメンバーに相談せず勝手に協力金を受け取ってしまいました。
もちろんYさんがリーダーなので、お金を受け取るのはいいのですが、そのお金をどうするかなど何も連絡がありません。協力金のことを後日知ったメンバーは「実質リーダーとしてまとめてくれていたのはUさんだから、お金はUさんに渡すべき!」と激怒しました。
Yさんに協力金の返還を迫ったのです。