「まるで地獄のような毎日だった」と話してくれた、筆者の友人のA子。
今回は、夫がまさかの職場内不倫をしたことで多くの人を巻き込んだ、辛くもスカッとするエピソードをご紹介します。
耐えきれなくなり……
それから数週間後、とうとう私は仕事にも集中できないくらい弱ってしまっていました。
すると、夫との交際当初からお世話になった上司が声をかけてくれたのです。
もう辛くて限界だった私は、すべてを打ち明けることに。
「あいつ(夫)がそんな酷い男だったなんて......」
「おれがA子にあいつ(夫)を勧めたのに、本当に申し訳ない」
上司は親身に相談に乗り、『何でも協力する』と言ってくれたのです。
そこでようやく、私も夫と別れることを決意しました!
その後
離婚を決意した私は、すぐさま夫に記入済みの離婚届を渡しました。
いざ離婚話となると夫はかなり渋りましたが、どうにか離婚成立。
その後、夫とB美とはもう関わりたくなかったので、転職しようか悩んでいると......。
何と数日後、夫が遠い僻地に左遷されることになったのです!
どうやら上司が裏で手を回してくれていたようでした。
さらに不倫の噂が広まったB美も、居づらくなったのか、すぐに退職。
男性同僚たちからも『B美の肩ばかり持って申し訳なかった』と謝罪され、私はこの職場で仕事を続けられることに!
優しい上司や味方になって支えてくれた同僚たちに感謝しつつ、今は成果で恩返ししようと、より一層仕事に打ち込んでいます。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2023年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。