子どもを通じて出会った友達であるからこそ『プライベートにはあまり干渉してほしくない』『適度な距離感を保ちたい』というママも多いでしょう。
筆者の知人から聞いたママ友に関するお話をどうぞ。
ママ友
私はつい最近まで、とある悩みに頭を抱えていました。
それは、『必ず同意を求めてくる』ママ友A子との関わり方。
私の娘が3歳になり、保育園に通うようになってから、A子と出会いました。
人見知りの娘が最初に仲良くなったのがA子の娘さんで、それ以来よく連絡を取り合う仲だった私たち。
ほかにも同じクラスのママ友数人が入っているグループLINEにも招待され、順調に関係を築けていると思っていたのですが……。
噂話ばかりしたがる
「あの夫婦、そろそろ離婚するらしいよ」
「息子くんがかわいそうだよねえ」
「あの先生は親と仲悪いんだって」
「親を大切にしない人が先生って、娘に悪影響じゃないか心配になるわよねえ」
A子は見聞きした【嫌な噂話】をグループLINEで度々話題に出してきては、同意を求めてくるタイプだったのです!
素敵な噂やほっこりする話であればよかったのですが、A子の話す内容はどれも嫌な気持ちになるようなことばかり。
はじめは娘同士の仲に影響があったら困ると思い、付き合っていたものの、信じがたい噂や誰かの悪口ばかりで飽き飽きしていました。
考えた策とは
そのうちに『A子とはあまり関わりたくない』と思った私。
考えに考え抜いた結果、【話を振られてから最低3時間は返信を返さない】という
策を実行してみました。加えて毎回『仕事が忙しくて』と時間がないアピールを徹底。
決して会話が嫌なわけではなく、あくまで多忙で話に入れない風を装うことで、噂話のターゲットがこちらを向かないようにしたのです。
その結果
すると、A子も忙しい私を気遣ってくれるようになり、噂話を振られることもかなり激減しました。
そうは言っても、ほかのママ友から『嫌な噂話で盛り上がっている1人』と思われたくなかった私。
最終的に
「会話を止めちゃうから」
とグループLINEを自ら退出することに。
それからというものの、ストレスが溜まることもなくなり、A子とも程よい距離感で付き合えるようになっています。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。