一生に一度しかない、特別な体験の1つ、【結婚式】。
どうせやるなら、夫婦でいろいろこだわって納得のいく式を挙げたいですよね。
でも、なかにはズケズケ口出ししてくる姑もいるようで……。
今回は、筆者の友人A子から聞いた、姑とのトラブル話をどうぞ。

夢の結婚式

これは、結婚式の準備中にあった出来事です。

私は1年前に夫と結婚したばかりの新妻。

昔から、結婚式を挙げることが夢でした。

『結婚式の主役は花嫁だから』
『A子のやりたいことはできる限りやろう!』

そう夫も私を尊重してくれていて、結婚式を挙げることに決めたのです。

姑が口出しを!

しかし、結婚式場が決まり、衣装決めでトラブルが。

姑が『絶対和装がいいわ!』と私たち夫婦が着る衣装を勝手に決めようとしてきたのです!

どうやら姑は結婚式の際、大姑から結婚式場や衣装などすべて決められたそうで、『今度は私が決める番!』と考えている様子。

何もこちらからお願いしていないにもかかわらず、勝手に和装をいろいろ調べては、『この衣装どう?』『色打掛も素敵ね♡』と写真を送りつけてきたのです……。

花嫁の意見を無視してくる

確かに結婚式場自体は、和装・洋装どちらも似合う素敵な会場です。

でも、私はドレス一択でした。というのも、幼い頃見ていたプリンセスアニメの影響もあり、ドレスを着てお姫様気分を味わいたかったから。

「A子はドレスを着たいんだから」
と夫も私に加勢してくれますが、どんどん姑の主張は激化。

「和装の方が凛とするでしょ」
「和装じゃなきゃ私参列しないわよ」

話が一向にまとまらないなか、どうして姑はそんなに頑なになるんだろうと思った私。

これまでの会話を振り返って考えると、1つピンとくるものがあり、夫に『とあること』をお願いしました。

気をつけてもらったこととは

夫に意識してもらったこととは、姑への伝え方。

『A子がドレスを着たい』ではなく『俺がA子のドレス姿を見たい』『俺もスーツを着たい』と【夫自身も洋装を希望している】ように話してもらったのです。

すると、効果は抜群!

息子のことが大好きな姑。夫の希望となると強く言い返せないのか、数日後には洋装を認めてくれました。

姑も良かれと思って言ってくれていたのでしょうが、これからも姑と何かトラブルが起きたら、夫からうまく話してもらおうと思っています♪

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。