SNSで『ママ友とのトラブルに悩まされている』という話を度々目にします。
程よい距離感で付き合うのが難しいという話もよく聞きますが、なかには『私がやらかしてしまった!』というケースも。
筆者の友人から聞いた、ママ友に平謝りしたというお話をどうぞ。

習いごとを始めた娘

最近娘の通う保育園では、ピアノ教室や体操教室など、習いごとに通う子が増えています。

私の娘も『ピアノを習いたい』というので、6歳の誕生日を迎えてから通うことにしました。

でも、私も夫もフルタイム勤務で、保育園からピアノ教室までの送り迎えが大変!

夫は会社へ通勤しており、基本的に在宅ワークの私が送り迎えを担っていました。

でも、仕事が長引いたときには途中で抜けて娘のところまで向かわなければなりません。同僚への申し訳なさから、娘の前でため息をついてしまうこともあったのです。

ママ友のご厚意

そんなあるとき、お迎えの時間が被った仲良しのママ友に思わず愚痴ると、想定していなかった嬉しい提案が!

「私の娘も今月から同じピアノ教室に通うから」
「来週は私が代わりに娘ちゃんを送っていこうか?」

どうやら娘たちは別の先生に習うものの同じ時間帯だったので、一緒に送っていってくれるというのです。

おかげでその週は時間を気にせず仕事に打ち込めました。

それからというものの、ついついママ友に週1の送り迎えをお願いしていると、娘から衝撃的な言葉が!

やらかした!

「A子ちゃん(ママ友の娘)ピアノ教室別のところに通うかもって」
「送り迎えが遠くて大変なんだって」

ご厚意に甘えすぎた結果、ママ友が大変になってピアノ教室を別のところにしようかと検討していることを知ったのです!

どうやら、ママ友の娘さんは体調がすぐれずピアノ教室をお休みすることもあったのだとか。

それでも、私の娘を送迎してくれていたようで、ママ友には負担をかなりかけてしまっていました……。

その後

私は甘えすぎていたことを反省し、すぐにママ友に謝罪。

ママ友はとても優しく、私のこれまでの迷惑を許してくれました。

それからは話し合いの結果、毎週交代で送り迎えすることに。

お互い助け合うWin-winな関係になれて、ママ友との仲もより深まったので本当にほっとしています。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。