授業参観は保護者が子どもたちの日ごろの授業を見学できる貴重な機会です。
ですが、大声での会話や授業風景の動画撮影は、子どもたちの授業の妨げになってしまうのではないでしょうか。これは筆者の知人女性から聞いた、自分の子どもの授業参観で目撃した出来事です。
ですが、大声での会話や授業風景の動画撮影は、子どもたちの授業の妨げになってしまうのではないでしょうか。これは筆者の知人女性から聞いた、自分の子どもの授業参観で目撃した出来事です。
祖父母と母親が教室から退場させられる
祖父母と母親は春奈ちゃんを発見すると「春奈、来たよ〜」と、授業中の春奈ちゃんに声をかけ手を振り始めました。
そしてスマホを取り出し授業風景を撮影し始めたのです。
このふるまいに周りの保護者たちは眉をひそめ、中には落ち着きをなくす子どもたちもいました。
担任の先生が「授業の撮影は禁止です」と注意しても、「なんで自分の孫を撮影してはダメなんだ」と祖父母は引き下がりません。
春奈ちゃんの母親も祖父母のふるまいをとがめず、一緒になって文句を言っています。
授業を一時中断し、校長先生が春奈ちゃんの母親と祖父母を教室の外に連れ出し注意したそうです。
子どもたちの授業を妨げないで
学校によっては授業参観での写真・動画撮影が許されている場合もあるようです。
ですが授業参観は、子どもたちが授業を受けている様子を静かに見守る場。
子どもの可愛い姿を撮影したい気持ちはわかりますが、子どもたちの授業への集中を妨げる行為は、避けるべきではないかと感じた出来事でした。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2024年9月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。