ネットで注文した商品が、外に買い物に行かなくても自宅に届く『通販』は、忙しい現代人の味方です。便利で使い勝手のいいサービスですが、使いすぎている人を見ると心配な気持ちになることも。今回は通販をひんぱんに使うおばあちゃんと、おばあちゃんを心配する筆者の知人のお話を紹介します。

通販大好きなおばあちゃん

84歳のおばあちゃんは、通販が大好きです。祖母の自宅に行くと、いつも机の上にたくさんのチラシがあり、私に「これ注文する方法わかる?」「美味しそうだねぇ、○○も欲しい?」と尋ねてきて、明らかに通販に夢中になっています。

そして私が祖母の自宅から帰るときには必ず「冷凍庫にあるお魚持って帰りなさい。」「部屋に美味しい醤油があるから持って行きなさい。」とお土産を持たせてくれます。

そう言われて冷凍庫や部屋を覗くと、いつ見ても大量の食品がストックされている状況。

祖母は祖父と2人暮らしなので、どう考えても2人で食べきれる量とは思えません。そして、まだストックがあるのに、祖母は新しいチラシをいつも眺めています。

最初こそお土産を持たせてもらえて有難いと感じていましたが、徐々に「祖母は買い物中毒なのでは?」と心配になってきて、母に相談することにしました。