反撃開始、、、!
カチンときつつも夫の一言に呆れ果て、そのときはなにも言うことができなかったA子。しばらく考えたのち、あまりにもムカついたので、仕事が終わってからいかに息つく暇なく子どもの世話をしているのか、事細かに時系列で夫に説明することにしました。
夫の入浴中、A子はA4用紙にこの日どのように過ごしたか、出来事やトラブルも併せて書きなぐりました。「16:00業務終了ダッシュでバス停へ、ギリギリ乗車 17:30次男チャイルドシートに乗りたがらず泣き叫ぶも無理矢理乗せる、公園に寄りたいと叫ばれるがなんとかなだめて帰宅 18:15晩ごはんの最中に牛乳を立て続けに2人がこぼし発狂しそうになる、長男おかわり希望だったためよそうも結局食べず 19:00お風呂でどっちが先に体を洗うかで喧嘩勃発、基本喧嘩している」等々。この紙をもとに、お風呂から出てきた夫に淡々と冷静を装い説明したA子。あまりのA子の迫力に夫はすぐさま謝ってくれました。
しかし、「毎日1人時間たっぷりあるじゃん!」という夫の無神経な一言は、おそらく一生忘れないだろうと思ったA子でした。
共働きの場合、夫婦間での協力が不可欠にもかかわらず、A子の夫の言葉はどこか他人事のように感じてしまいました。ワンオペの大変さを全く理解していない夫にA子が呆れてしまうのも当然です。とりあえずは夫は謝罪してくれたものの、一生頭の中に残ってしまいそうですね。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。