ママ友は子どもを通してのお付き合い。子どものトラブルがそのまま親同士のトラブルに繋がることも少なくありません。このお話は、筆者の友人・R美のママ友トラブルです。R美が巻き込まれたトラブルの詳細とは──?
小さな小学校
私には小学生の息子がいます。
息子の学校は規模の小さい学校で、1学年の人数は40人程度。
クラスも何とか2クラスにできるくらいの学校でした。
当然、保護者同士もほとんどが顔見知り。
上級生や下級生に兄弟姉妹がいるということも多く、何かしらの繋がりを持っていました。
いきなりの電話
息子が2年生になった頃、同じクラスで知り合ったママ友・Uさんからいきなり電話がかかってきました。
Uさんはかなり激高していて、いきなり「あんた、どういうつもり!」と私を怒鳴りつけてきたのです。
訳が分からなかった私が「え? 何?」と聞くと「何じゃないわよ! あんたの息子が変なこと言うから、うちの子が大変なことになったじゃない!」と言いました。
本当に状況がわからなかったので、事情を聞くと「うちの子がいきなりクレヨンかじったのよ! あんたの息子にかじってみると良いよって言われたって!」と大きな声で怒鳴られたのです。
理由
私は一旦電話を切り、息子に確認することにしました。
息子も訳が分からないと言った感じで「何それ?」と一言。
状況を説明すると「そんなの僕は言ってないよ? 今日学校でF君たちが言ってたけど……。」と話してくれたので、私はUさんに電話し、息子から聞いたことを伝えました。
すると、すでにUさんは落ち着いていて「今、うちの子に聞いた。どうやらF君たちにイジメられてたみたい。でも、そのことを親に言うとまたイジメられるから、S君(私の息子)の名前出しちゃったって白状したわ。ごめんなさい。」と謝ってきたのです。