反抗期がいつ終わるのかは人それぞれですが、なにかきっかけがあることも。筆者の知人Aさんの息子は高校生になりバイトを始めたそうです。するとお金を稼ぐことの大変さに気がついたようで……?
反抗期息子の無茶な要求
Aさんの息子Dくんは高校生。高校生になると欲しいものがいっぱいで、Dくんは親に対して無茶な要求をしてきます。
「新しいスマホが欲しい」
「ブランドの服が欲しい」
「みんな持ってるから俺も欲しい」
次々とお金のかかる要求をしてきてAさんは困っていました。もちろんDくんの要求をすべて飲むことはできません。Aさんが断るとDくんは「ケチ! どうしてうちにはそんなに金がないんだよ」などと言ってきます。
しかし買えないものは買えません。AさんはDくんが何か欲しいと言ってくると「自分でバイトして買いなさい」と流すようにしていました。
バイトを始めた反抗期息子
その後、親に言っても無駄だと諦めたのか、ついにDくんは近所のコンビニでバイトを始めました。週に3回ほど学校が終わってからバイトをして22時過ぎに帰宅するようになったDくん。
バイトが終わると疲れ切っているようでしたが、話を聞いてもらいたいのかよく喋るようになりました。
「今日こんなお客さんがいてさー」
「俺、今日褒められたよ!」
Aさんは働き始め充実している息子を、なんだか誇らしく思ったのでした。