恋人でも友人でも、お金に関する価値観って重要ですよね。合うと思っていた価値観がズレてしまった時は、今後の関係を見直す機会なのかもしれません。今回は友人のA子がママ友とのエピソードを聞かせてくれました。

価値観の合うママ友

私は幼稚園児の息子を育てる主婦です。
夫は激務で、しかも安月給。ワンオペで子育てをしながら、少しでも節約しようと毎日奮闘しています。

そんな私の心の支えになってくれたのが、近所に住むM美というママ友です。
子ども同士が同い年で、夫が忙しく生活が苦しいという点も一致していた私とM美は、大型スーパーでまとめ買いしてシェアしたり、安くて良い商品やスーパーを教えあったり、何かと協力しながら仲良くしていました。

ママ友の生活が激変

しかしある時から、M美の生活が激変します。なんとM美は、同窓会で出会ったというベンチャー企業の社長と不倫を始めてしまったのです。

やがて不倫は夫にバレて、M美は離婚することに。そしてその後、M美は不倫相手の社長と再婚しました。
節約ばかりだった生活から一転、再婚で社長夫人になったM美は、徐々に価値観や態度が変わっていってしまいました。

そんな言い方しなくても……

それまでは激安スーパーで一緒に買い物していたのに、自分が裕福になった途端、M美は「安い店のものってやっぱり味も良くないし、身体にも悪いよね~。A子ももっと良いもの食べたほうがいいよ(笑)」などと言ってくるようになりました。

さらには「A子、そんな生活で幸せなの? 私は絶対イヤだけどなぁ。もう貧乏な生活には戻れないわぁ」と、マウントを取ってくるように……。

仲が良かったのでかなり悩みましたが、あまりにも失礼な発言ばかりなので、残念ですが私はM美と距離を取ることに決めました。