これは筆者が友人から聞いた【年齢の現実と向き合えない人】のお話です。甥っ子に「俺のことをおじさんではなくお兄さんと呼べ」と命令していた男性が、とある場所で声をかけられた際に現実を突きつけられて!?

息子と遊ぶ義兄を見て、通りすがりの人が爆弾発言!?

ある日、我が家と義兄、地元の幼馴染数人でBBQをした時のことです。BBQができる大きな公園に行き、私たちが準備をしている間、義兄が息子の遊び相手になってくれていました。

そこへ通りすがりの女性グループが、息子を見て「かわいい男の子だねぇ」と話しかけてきました。そしてさらに義兄を見て「一緒に遊んでくれて、優しい“おじいさん”だね」と一言。

女性グループが去った後、「お、俺、甥っ子の“おじいさん”に見えるの……?」と動揺する義兄。

するとほろ酔いの幼馴染たちが、無情にも「お前、いつも甥っ子にお兄さんってよばせて満足してるけど、現実は俺たちと同年代のおじさんだから! まぁ、さすがにおじいさんは言い過ぎだけどな!」とゲラゲラ笑ってからかっていました。

その日義兄は落ち込んでいましたが、次に会った時には「あれから【逆にお兄さんって呼ばせてる方が恥ずかしいかも】って思うようになったから、もう『伯父さん』って呼んでいいからね」と息子に言っていました。

「おじいさん」と間違われたのは気の毒でしたが、結果的に、義兄が現実を知って目を覚ますいい機会になったと思います。

【体験者:30代・女性パート主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。