これは筆者が友人から聞いた【年齢の現実と向き合えない人】のお話です。甥っ子に「俺のことをおじさんではなくお兄さんと呼べ」と命令していた男性が、とある場所で声をかけられた際に現実を突きつけられて!?

うちの息子に決して「おじさん」と呼ばせない義兄

我が家は私・旦那・小学生の息子の3人家族です。同じ市内にある義実家を月1回ペースで訪問しています。

義実家に住む独身50代の義兄は、うちの息子のことを自分の子のように可愛がってくれます。とてもありがたいのですが、1つだけ困っていることが。それは義兄が決して息子に「おじさん」と呼ばせないこと。

うっかり呼ぼうものなら、義兄はそれまでニコニコしていたのが嘘のように怖い顔になり、「おじさんじゃなくてお兄さんだろう! 訂正しろ!」と息子を怒るのです。息子が泣きながら「ごめんなさい、お兄さん」と謝ると、また元の優しい義兄に戻ります。

呼び方にさえ注意していればいい人なのですが、私は内心「息子は【伯父さん】という意味で呼んでいるんだろうけど、それでもダメなのかな? 一体いつまで甥に【お兄さん】と呼ばせるつもりなんだろう……」とモヤモヤしていました。

しかしそのモヤモヤは、意外な場所で晴れることになるのです。