長年連れ添いお互いのことを知り尽くしている夫婦でも、相手の言動にカチンとくることもあるでしょう。相手が非常識な言動を繰り返していたら尚更です。今回は私の友人A子から聞いた、せっかく来てくれた親戚を接待することなく趣味に没頭した夫の話を紹介します。
マイペースで自分勝手な夫
A子の夫は60代後半。次男坊だったため、A子との結婚を機に婿養子となりました。夫は昔から、絶対に自分のペースを曲げません。そのため、A子と言い合いになることもしばしば……。
趣味に没頭するように……
お盆の時期になると、A子の妹夫婦や離れて暮らすA子の娘家族など親戚がA子の両親のお墓参りに来てくれるのですが、ここ数年の夫は、お客様を出迎えることもしなくなりました。その理由と言うのが、「趣味であるプラモデル作りに没頭していたから」です。夫は年を取るにつれて、これまでに増して自分勝手に過ごすようになってきました。
A子は夫に「趣味に没頭するのはお客さんがいないときだけにして!!」と散々言ってきたのですが、全く聞き入れられませんでした。A子の妹も「義兄さんどこか行ったの? そこらへんで倒れてないよね」と心配してくれたため、余計に申し訳ない気持ちに。
食事の時間でもお構いなし! な夫
夜の6時ごろ、食事の時間になっても顔を出さない夫に、A子の怒りは爆発寸前。しかし、皆の手前、怒鳴り散らすのは気が引けたA子。夫の部屋に呼びに行ったものの、無反応だったため、もう完全に無視することにしました。