兄弟や姉妹を育てていると、「比べないようにしよう」などと気を遣うこともありますよね。
そしてそれは育てられる子どもにとっても、過敏に反応してしまう部分でもあります。
今回はそんな姉弟差を感じてしまった、筆者の実体験をお話します。
そしてそれは育てられる子どもにとっても、過敏に反応してしまう部分でもあります。
今回はそんな姉弟差を感じてしまった、筆者の実体験をお話します。
どうして? お祝いしたいのに、なんだかモヤモヤが残ってしまった
弟が持ってきたものは、なんと新品のサックスでした。
それは大学でジャズバンド部に入部するという弟のために、両親が合格祝いで買い与えたものだったのです。
嬉しそうに話をする弟を、素直にお祝いすることが出来ませんでした。
さらにその後はベースまで買ってもらっていて、両親は弟に「音楽頑張れよ!」と嬉しそうでした。
恐らく両親的に、その頃は育児も終盤に入っていて、金銭的にも余裕が出てきたからだと思います。
私は中学校で運動部に入って楽しく過ごせましたし、今でも連絡を取り合う最高の仲間達に出会えました。
ただ、未だに吹奏楽部に入れなかった悔しさがあるのです。
贅沢な悩みだとは思いますが、
「私には楽器を買ってくれなかったのに」
という気持ちが、まだ消えないのです。
我が子には同じような目に合わせたくないと思ってしまった、苦い思い出でした。
まとめ
学生時代の部活が、今後の人生を大きく変えるというのはよくあることですよね。
「そんなにやりたきゃ、今からやればいい」というのはごもっともですが、「私はダメで、弟には買うの?」という姉弟間での差を感じてしまい、余計に悲しくなったのかもしれません。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年8月】
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。