私達は日ごろ時間の大切さを考えることなく過ごしがちではないでしょうか。
私はある人の言葉で時間の重みについて考えさせられました。
これは筆者が介護施設で働いていた時に体験したエピソードです。

自宅での転倒がきっかけで有料老人ホームに

早くに夫に先立たれた83歳のヒサエさん(仮名)は30年以上自宅で一人暮らしをしていました。

気ままな一人暮らしを楽しんでいましたが、自宅で転倒し骨折。
後遺症のため足が不自由になり、車いす生活になってしまいました。

一人暮らしのヒサエさんは自宅での生活が難しくなり、子ども達の勧めで私が勤務していた有料老人ホームに入居してきたのです。