そう感じるシニア世代も多いのではないでしょうか?
今やいつでもどこにいても、色々なことができるようになりましたよね。
今回は、筆者の知人から聞いた、ジェネレーションギャップを感じたというエピソードをご紹介します。
娘がお金を持っていた理由とは
「騙すつもりはなかったのだけれど、隠しててごめんなさい」
「実は18歳から取引できるんだ」
そう言って見せてくれたのは、某大手フリマサイト。
どうやら成人年齢の引き下げにより、成人である18歳から保護者の同意なく売ることができるらしく、娘は要らなくなった服や本を売ってお金を手に入れていたのです!
確かに言われてみると、これまであったはずの娘のものたちを、いつの間にか見なくなっていました。
その後
色々確かめると、娘は優良ユーザーで評価も高く、数十件も取引している様子。
見覚えのなかった服や化粧品などもこのフリマサイトや格安サイトなどで見つけて購入していたとのことでした。売上金は電子マネーとして受け取ることができ、ネットでものを購入する際も手に入れた電子マネーでやり取りしていたことが分かりました。
そうは言っても、悪いことは全くしていなかったので、ひとまず安心しました。
私も夫も、店舗に出向いて商品を手に取って確認してから購入するタイプなのですが、ネット通販は利用したこともなかったので、『今の若者はすごいなあ』と何だかジェネレーションギャップを感じました。
もう娘も高3なので、お金の管理は娘の自主性に任せているものの、18歳からできることが増えると知り「何かトラブルに巻き込まれたりしないだろうか」とつい心配になってしまいました。
その一方でネット通販の利便性を知り、今では娘に教えてもらいながら、より気軽に買い物を楽しむようになりました。親子で賢く令和の時代を過ごしていけたらと思います。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2024年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。