金銭感覚のズレが人間関係にも亀裂を入れてしまうといった話をたびたび耳にします。今回は、筆者の知人から聞いた、もともとは同じ感覚を持っていた人同士が、お金を手にして変わってしまった悲しいエピソードを紹介します。
変わってしまった元同僚
食事が始まってからもA子は「ちょっと待って、まだそんな安いコスメ使ってんの?」「服もいい年なんだからプチプラはやめなよ、みっともない。」とこれまでの私たちを否定するようなことばかり連発。
この日はモヤモヤしながら帰宅しました。それでも楽しかった思い出が頭から消えず、その後何度か3人で会ったのですが、A子はお金のない人を見下す発言が止まらず、ついに私たちは距離を置くようになりました。
まとめ
以上は私の知人が出会った『お金を持って変わってしまった同僚』です。
事業に成功したことは素直に祝福したいですが、人間性が変わってしまっては残念ですね。考え方が変わることはあるでしょうが、それを人に押し付けていい理由にはなりません。とくに学生時代の友人とは収入の格差が生まれることも多々あるため、気を付けたいと感じます。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。