心が疲れてしまったときには、いつもより悲観的になり卑屈になってしまうことも。これからお話するのは私が会社員をしていたころの体験談です。私は職場でさまざまなストレスを抱え、ついにうつ病を発症してしまい、休職することになったのですが……。
職場復帰
その後、私は結果的に2か月の休職期間を経て職場復帰を果たしました。
復帰してすぐに同僚たちに誘われ食事へ行くことに。
その食事の席で同僚から「絶対負担をかけたくなかったから、職場のことを思い出さずに済むようにしばらくは連絡しないってみんなで決めていたんだ! 戻ってこれないかも……って思ってたから本当にうれしい!」とありがたい言葉をかけてもらえました。
たしかにいま考えてみると、休職に入ってすぐの私はメンタルもボロボロでどんなLINEが来ても負担に感じていたかもしれません。
そんな風に気持ちに寄り添ってくれて『仕事をする私』ではなく私個人を大切にしてくれる同僚と出会えたことに感謝しかありません。
いまでは当時の同僚たちも私もその職場から離れていますが、ときどき食事に行ったり連絡を取り合ったりと、一生モノのご縁となりました。
【体験者:30代・女性自営業、回答時期:2024年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。