青い空のもと、大自然を満喫できるのがキャンプの醍醐味ですが、キャンプならではのマウンティングをされることもあるようです。今回は知人から聞いた、ママ友からキャンプ場でマウンティングされたエピソードをご紹介します。スルースキルでかわしていたら、形勢逆転のチャンスが訪れて!?

A子にプチ復讐のチャンスが訪れた

A子はスルースキルで「へぇ」「ふーん」「そう」と受け流し、自分のテントの設営に取り掛かりました。
マウンティングをかわされたB美もテントを張ろうとしましたが、なぜかモタモタとしています。
普段はB美の夫がテント設営担当ですが、仕事が入ったため、急に不参加になったのです。

A子は初心者向けの設営が簡単なテントだったため、作業は短時間で終了。
一方、いつも見ていただけのB美は手順がわからないようで、いつまで経ってもテントを張ることができません。
B美のテントは多機能でしたが、作業工程も多く複雑なものだったのです。

絶望感に打ちひしがれているB美をよそに、A子は調理の準備に取り掛かることに。
ここでようやく、B美がA子に助けを求めてきました。
とはいえ、A子もキャンプ初心者。
周囲のキャンプ慣れした男性に助けてもらうことになりました。
男性から「キャンプ初心者? テントを張れない人は施設に泊まったほうがいいよ」と言われ、恥をかいたB美。
それまでの発言も悪気はなかったのでしょうが、そこから控えめになったそうです。

設営後のテントを見て、A子は「さすが、いいテントだね! (小声で)使いこなせれば」とチクリ。
嫌味を言って、プチ復讐を果たしたそうです。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2024年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。