「イクメン」という言葉が流行り出したのはいつからでしょうか? 母親は育児をして当たり前なのに、なぜ男性が育児をするだけで褒められるのか? と、賛否両論ありますよね。
筆者も元々イクメンという言葉はあまり好きではありませんが、筆者の知人A子さんの体験談を聞いて、ますます苦手になってしまいました。それは……?

自称イクメン!? ありえない夫の生態とは

専業主婦のA子さんは、双子を出産し毎日寝不足で疲労困憊状態でした。
頼れるはずの夫は、仕事大好き人間。
休日はずっと寝ていて、自ら一切育児を手伝ったことはありません。
こちらが頼むと多少やってはくれますが、頼まないと全くやってくれないのです。

それなのに、夫は親戚や義両親の前では、自らを超イクメンアピール!
仕事も忙しいけれど、大切なA子のことも助けていると豪語し、皆はそんな夫に騙されていました。

「仕事もしっかりこなして、家事も手伝うなんて最高の夫ね!」
「こんな素敵な男性他にいないよね! A子さんは幸せ者ね!」

そう口々に言われると、実際は違うなんて、言いたくても言えませんでした。

私ってそんなにダメなの? もう限界かも

ある日、夫が「明日の休みに家で友達とBBQするから」と言い出しました。
急に言われて困ったA子さんは、「部屋も散らかっているし、子どもも小さいから遠慮してほしい」と伝えましたが、

「普段から掃除しないお前が悪い」
「子どもを見たいからって、皆わざわざ来てくれるんだよ!」

そう激怒し、「明日の用意しとけよ!」とだけ言って寝てしまったのです。
庭でBBQをするとのことだったので、A子さんは子ども達が寝てから、1人で深夜営業しているスーパーへ行くことになりました。

(私がそんなに悪いの? 私の体調はどうでもいいの??)

眠たすぎて頭も回らず、食材を手に取りながら涙が止まりませんでした。