不倫をしている当事者たちは恋愛を楽しんでいるつもりでも、家族は計り知れない苦痛を与えられています。特に子どもは親の不倫を知って、どんな感情を抱くのでしょうか。今回は実際に不倫をしていた友人に興味深い話を聞きました。
「お邪魔しまーす♪」やってきたのは?
なんと、新居に住み始めて2週間ほどすぎた頃から、毎日のように彼の3人の娘のうち誰かが訪ねてくるようになったのです。
実は娘たちはみんな優しい父親が大好きで、長年父親をたぶらかし続けてきた私のことを憎んでいたそう。
しかし、娘たちのことを溺愛している彼は、そんなことを思いもしません。訪れる娘たちを決して蔑ろにせず、むしろ「いつでも来ていいんだよ」と言う始末です。
まさかこんなことになるなんて
娘たちはそれをいいことに、新居にやってきてはこっそり私に皮肉を言ったり、嫌がらせをしてきます。
時には「あなたのしたこと、一生許さないからね」「これからもお邪魔し続けるわね♪」と直接的なことも言われ、ストレスを抱える日々です……。
自分は新しい生活に心を躍らせていましたが、彼の家庭を壊したことは事実。娘たちに恨まれても仕方がありません。理想の生活を手に入れられると思ったのに、不倫の代償は予想外のものでした。今は3人の小姑がいる生活に嫌気が差してきています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。