自分の立場をわからせ、家から追い出すことに成功
自分の立場もわからずふんぞり返っている旦那に「いや、この部屋私が借りてるんだけど? 出ていくならあなたの方では?」と冷静につっこむ私。
そして浮気相手に「定職にもつかないし浮気するし、こんな旦那でよければ、あげますよ?」と話をふると、彼女は真っ青な顔をして首をブンブン横に振りました。
彼女は「クラブでナンパされて知り合い、『独身の飲食店経営者』と聞いていたんです! 私は騙されただけなんです! 本当ありえないんだけど!」とすぐに家を出て行きました。
ようやく焦りだした旦那は「ちょっと遊びたかっただけで、本当に好きなのはお前だけだから」とすり寄ってきましたが、もはや『気持ち悪い』という感情以外出てこず。
数少ない彼の荷物を、すべて玄関外に投げ捨てて追い出しました。その後すぐに、私の欄を記入済みの離婚届を彼の実家に郵送。
届いた離婚届を見て、驚いて連絡してきた彼の母親に事情を話すと、「バカ息子が申し訳ない。」と泣いて謝られてしまいました。「息子は見放されて当然のことをした」と彼の母親が協力してくれたこともあって、無事に離婚が成立。
あれから数年経った今も、私はおひとり様満喫中ですが、「結婚が全てではない」と身をもって知った経験でした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。