自分の子どもが可愛いのは、どの親も同じですよね。でも、子どもによって得手不得手があるのも当然です。ただ、中には何でも自分の子どもが一番じゃないと気が済まない親もいるようで……。これは筆者の友人・Oが体験したママ友とのエピソードです。
バレバレ
数ヶ月後、作文コンクールで選ばれたのは、うちの息子でした。
他のママ友から聞いたところ、どうやらHの息子が今までに書いた作文と今回書いた作文の質があまりにも違うため、先生がHに確認すると、第三者が書いたものであることが判明したそうです。
第三者が書いたものは提出する作品としての資格がないと言われ、評価対象外になったとか。
誰に書かせたのかまではわかりませんでしたが、私はもし息子に書かせていたとしても、学校の先生が見ればすぐにわかったんだと思いました。
結局Hの企みはバレバレだったということです。
その後、Hの息子が受験に失敗したことは言うまでもありません。
【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2024年8月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。