結婚前は好ましく思っていた面も、いざ生活をともにするとなんだか魅力的に感じられなくなってしまうことってありますよね。今回は筆者の友人のA子が新婚時代に体験したエピソードを聞かせてくれました。こんな夫、あなたならどう思いますか?
愛情も完全に冷めてしまい、とりあえず別居することにしたのですが、その後も夫からは「僕たちが離れるのは間違ってるよ。目を覚ましてA子ちゃん!」「僕たちは運命で結ばれてるんだから、こんなことで離れ離れになるべきじゃないんだよ」などと、「じゃあどうして不倫したの?!」と突っ込みたくなるような内容のロミオメールが毎日のように届く始末……。
優しいところが好きだったのに
不倫が発覚する前は夫の優しいところが大好きだったのに、そんなやりとりが続くうちに、もはや情けなさしか感じられなくなってしまいました。
夫が離婚を拒否し続けたため話し合いはかなり難航しましたが、それでもなんとか離婚を成立させ、今は絶縁して連絡も取っていません。職場にも居づらくなった元夫は別の会社に転職しました。
確かに私の仕事が忙しくなり、夫を寂しがらせてしまったのかもしれませんが、だからと言って不倫していい理由にはなりませんよね。あのロミオメールがトラウマで、私は「もう当分恋愛はいいや……」と思ってしまい、仕事に全力で取り組む日々です。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。