筆者の友人の話です。元高校教師でテニス部の顧問をしていた義父は、孫にもテニスをさせたくて、テニス以外のスポーツを全否定していました。孫の中で唯一テニスをしていない友人の娘にずっと文句を言っていた義父が、娘の活躍に態度を豹変させて...…?
団体スポーツなんて意味がない!?
我が家の娘は小学3年生のときからバレーボールを始めて、進学した中高一貫校でも部活動でバレーボールに励んでいました。
本人が好きでやりたいことに打ち込んでいる姿に、親としても最大限に応援していましたが、それに納得していない人がいたのです。
娘の祖父である義父です。義父は元高校教師で現役時代はずっとテニス部の顧問をしており、夫の実家はテニス一家だったのです。
夫を含む三人兄弟も義父の指導のもと小さい頃からテニスをしており、スポーツ推薦で大学まで進学していました。
そのこともあり、義父は孫にもテニスをさせたかったのです。4人いる孫のうちテニスをしていないのはうちの娘だけ。
孫にはテニスをさせたい!
義兄たちのところの孫3人はテニスをしていて、義父も満足でしたが、うちの娘だけがテニスをしていないことがずっと不満でした。
元々運動神経の良かったうちの娘には特にテニスをさせたかったようで、
「団体スポーツなんて個人がいくら頑張ってもチームが強くないと意味がない」と、団体スポーツ全般を否定していました。
まるで娘自体を否定されているようで、事あるごとにバレーボールに文句を言ってテニスを勧めてくる義父には本当にうんざりでした。