介護をする人の苦悩は、同じ経験をした人にしか分からない部分も多い事でしょう。
筆者の知人A子さんは、そんな大変な介護の経験者でした。
これはA子さんから聞いた、まさかの出来事に、ただただ呆れてしまったお話です。
筆者の知人A子さんは、そんな大変な介護の経験者でした。
これはA子さんから聞いた、まさかの出来事に、ただただ呆れてしまったお話です。
ありえない!! 下心見え見えの兄にドン引き
ある日お見舞いへ行くと、カーテンで仕切られた母のベッドの横に人影がチラリ。
誰かと思っていると、懐かしい声が聞こえたのです。
声の主は兄でした。
兄は母に感謝の言葉を述べていたのですが、すぐに話は変わって、
「遺産はどのくらいあるの?」
「金銭管理とか大変でしょ? 俺手伝うよ」
などと、どう考えても母のお金目当てで来ている発言をしたのです。
慌ててカーテンを開けると兄はかなり驚いていて、目が泳いでいました。
今まで何もかもを放置しておいて、今更何をしにやってきたのでしょうか?
「遺産なんて無いよ、病院代だって私が支払っている」
そうA子さんが伝えると、なんとまた音沙汰無しに。
昔は大好きな兄でしたが、この一件で一気に嫌いになってしまった出来事でした。
まとめ
苦労せずいいとこどりしようとする人、いますよね。
何か理由があったのかもしれませんが、身内といえど、そんな人とはそのまま疎遠になったほうがいいのかもしれません。
【体験者:50代・主婦、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。