裕福な人が集う高級住宅地。A子夫婦が高級住宅地のマンションに引っ越したら、義妹から「価格が下がった事故物件なのでは?」と疑われてしまいました。義妹のこの発言から、事態は意外な展開に──? 今回は、知人から聞いたエピソードをご紹介します。

義妹に復讐を決行!

日頃からB美から嫌味を言われてうんざりしていたA子は、復讐を企てました。
B美が口にした「事故物件疑惑」を、オーナーのC子に告げ口し、B美を懲らしめてほしいとお願いしたのです。

するとC子は、「いいよ!」と快諾。
B美に「ありもしない噂でマンションの価値が下がったらどうしてくれるの!? 損害が出たら訴えます!」と、強い口調で責め立てたのです。

B美に悪気はなかったのかもしれませんが、予想外の展開に驚愕し、C子に平謝り。
『なんで本当のことを教えてくれなかったの!?』と、恨みがましい目つきでA子を睨みつけてきました。
A子は、「だから、事故物件じゃないって言ったじゃない。別に事情を説明する義理もないし」とスルー。
説教されて縮こまるB美を見たA子は、日頃の鬱憤が晴れてニンマリしたそうです。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。