適度な距離感を保って良好な関係性を築いていけたらよいのですが、現実はそう上手くはいかないことも……。今回は、筆者の知人から聞いた、非常識すぎる義妹の激ヤバエピソードをご紹介します。
非常識な義妹
私の夫や義両親は、思わず自慢してしまうほど、とっても素敵な方たち。
いつも優しくて一緒にいると心休まる、そんな存在です。
でも1人、義妹にだけはどうしても苦手意識を持っていました。
というのも、かなりの非常識者だから!
「お小遣いちょうだい♡」
「お土産、高級な肉がよかった~」
「何か太りました?(笑)」
お金や物にがめつかったり、容姿などのセンシティブなことも平気でズカズカ聞いてくるのです。
酷い発言には夫も義両親も注意してくれてはいたものの、義妹は反省の様子ゼロ。
幸い、義妹は義実家暮らし。
私と夫は遠方に住んでいたので、何か用があって義実家に行くとき以外、会うことはありませんでした。
とはいえ、嫌味ばかり言ってくる義妹とは、なるべく距離を置きたかったのですが……。
研修で家に泊めることに
そんなあるとき、義妹から連絡が。
「転職して研修があるんだよね」
「研修の場所がちょうどお義姉さんたちの家の近くでさ~」
「1か月2人の家に泊めさせてよ」
正直断りたくて仕方ありませんでしたが、義両親からもお願いされてしまい、渋々了承。
でも、それから待ち受けていたのは地獄の日々だったのです……。
兄夫婦を召使い扱い!?
ほぼ毎日のように、深夜酔っ払って帰宅する義妹。
すると、必ずと言っていいほど、寝ている私たちにどうでもいいことを話しかけて起こしては、何かしら要求してくるのです。
「何か適当に作ってよ~」
「お腹空いたわ」
「お風呂も沸かして」
さらには、せっかく作ったご飯やお弁当にもダメ出し!
元々『義妹の料理の腕は壊滅的だから』と義妹だけでなく、義両親からも頼まれてしまい、私が渋々作っていたのです。
「何か味薄すぎじゃない?」
「UberEATS頼んでいい?」
勝手にいろいろ注文するくせに、現金払いに設定するのが義妹のずるいところ。
注文しておいて宅配には出ず
「お義姉さんよろしく~」
「ちょっと手が離せない」
と結局私が代わりに支払うことに。
それなのに、何度伝えてもお金は返してもらえず、ほぼ無銭飲食を繰り返していたのでした……。
さすがに限界が……!
耐えに耐えた1か月後、温厚な夫が初めてブチギレ!
「人としてありえない」
「もうお前とは二度と関わらない」
そう言って義妹を追い出し、義両親にも連絡。
義両親も大激怒して『もうこれ以上甘やかさない』と転職した義妹を実家から追い出したそう。
家事スキルもなく貯金もない義妹がどうなったか心配する気持ちもありますが、今は何よりスカッとしています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。