子育てって、想像以上に壮絶なこともありますよね。寝る時間も惜しんで子どものために奮闘している、という親御さんも多いのではないでしょうか?
今回は、『子育てで疲労困憊していたときに本当に助けられたの!』と話してくれた、筆者の友人によるほっこりエピソードをどうぞ。
今回は、『子育てで疲労困憊していたときに本当に助けられたの!』と話してくれた、筆者の友人によるほっこりエピソードをどうぞ。
周りに助けられた
「あらあらお魚が気になるのね~」
「でも商品のお魚をつついちゃうのはよくないわ」
「よかったらこれあげる」
そう言って、70歳くらいの女性が長女に何やら金魚のようなかわいいキーホルダーをプレゼントしてくれました。
申し訳ない気持ち一杯でお断りしたのですが、にっこり微笑む女性。
「いいのよ、うちにいっぱいあるから。もらってあげて」
「子育て大変よね」
「余裕があるとき鏡を見てごらん」
「しかめっ面はうつっちゃうからね」
嫌味ではなく、本当に私を心配するような声で優しく諭してくれたのです。
おばあさんにお礼を伝えた後、長女には「商品で遊んじゃダメだよ」と叱り、穴を開けてしまった魚のパックもお買い上げ。長女も反省したようです。
親切なおばあさんのおかげで、最近笑えていなかったと気づいた私。
それからは笑顔を意識するようにしたところ、何となく心にも余裕ができて、娘たちに怒鳴りすぎることもなくなりました。
【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。