近年ではカスタマーハラスメントなどという問題もありますが、感じの悪い店員がいることも確かですよね。これは筆者が実際に出会った感じの悪い銀行員とのエピソードです。人によって態度を変える女性銀行員の末路をご紹介しましょう。

忘れ物

私が銀行へ行った時の出来事です。
その日、私は朝一で銀行の支店にあるATMへ行きました。
その時ATMに通帳を忘れてしまったようで、家に帰って来てから通帳がないことに気付いたのです。

通帳を出したのは銀行の支店にあるATMだけだったので、すぐに銀行へ向かいました。
行内はかなり空いている状態で、窓口に座っている行員はみんな暇そう……。
私は一番近くの窓口に座っていた女性銀行員に「先程、そこのATMで通帳を忘れてしまったようなんですが、届いていますか?」と声をかけました。

すると、その女性銀行員は明らかに嫌そうな顔で「少々お待ちください。」と一言。
その女性銀行員は窓口の担当で、私が話しかける前に地元の企業の受付をしたらしく、企業名を呼んで何かを確認したりしていました。

長い待ち時間

その後、空いているにもかかわらず、私はずっと待たされる羽目に。
途中で違う窓口で確認すると、最初に受付をした女性銀行員に確認してくれました。
しかし、最初に対応した女性銀行員は私の方をちらっと見ただけで何も言わずに、他のお客さんの対応を続けていたのです。

すると、私の隣に座っていた男性が「ずいぶん待っていませんか?」と声を掛けてくれました。
その男性は、同じ窓口の女性銀行員と話していた地元企業の人。
「さっき話してるのが聞こえたんだけど、通帳がないんならないって言って欲しいよね? 確認してる感じでもないよね?」と言うので、私は苦笑いをして待っていました。

後回し

すると、次に呼ばれたのは私より後から来た人でした。
それを見ていた隣の男性は、私の方を見て困ったような笑顔……。
その次に呼ばれたのは、隣の男性でした。

その男性は窓口へ行くと「あの女性の通帳はなかったの?」と聞いてくれたのです。
窓口の女性銀行員が「え?」と言うと、「あの人はずっと待ってるし、さっきも隣の窓口で確認してたけど、もしここにないのなら、早く何か手続きしてあげないとダメなんじゃない?」と言ってくれました。

女性銀行員は慌てたように私の名前を呼び「お名前をフルネームで教えてくれますか?」と言い、ずいぶん前から置いてあった後ろのカゴに入った通帳をこちらに渡してきたのです。