車を運転していると、思いもよらない非常識なドライバーに出くわすことがあります。これは筆者が実際に混み合ったパーキングエリアで体験したお話。未だにハテナマークがいっぱいの高齢ドライバーとのエピソードです。
帰省
私が子どもを連れて実家に帰省したときのお話です。
私の実家は車で2時間ほどのところにあり、高速道路を使用します。
その日、いつものように高速を走っていると、子どもが急にトイレに行きたいと言い出しました。
そのため、次のパーキングエリアでトイレへ行こうと車線を左側に変更。
すると後ろからものすごいスピードで1台の車が車間を詰めてきて、私の後ろにぴったりと付きました。
パーキングエリアはかなり混み合っていたのですが、ちょうど私のすぐ近くのスペースが空いたので、そこへ停めようとしたところ……。
高齢ドライバー
私は後方でクラクションを鳴らし続けている車がいることに気付きました。
バックミラーで確認すると、クラクションを鳴らしているのは猛スピードで私の後ろにぴったりと付いていた車だったのです。
私は気にせずに、空いているスペースへ車庫入れをしようとしたのですが、クラクションは鳴りっぱなし。
私が停車して息子とトイレに行こうとすると、クラクションを鳴らしていた車から高齢の男性が降りてきて「そこは俺の場所だ!」と怒り出しました。
意味が分からずに「はい?」と言うと、「はい? じゃねえんだよ! 俺が停めようとして狙っていたのに、何でお前が停めるんだ!」と言い出したのです。
あまりにも訳が分からないので、そのままトイレに行こうとすると、高齢の男性は自分の車に戻り、ずっとクラクションを鳴らし続けていました。