知人のK子は、結婚相手の実家に初めて帰省したとき、自分が育ってきた環境とあまりにも違うことに驚き、とても困惑したそうです。
今回は、筆者の知人K子から聞いたエピソードをご紹介します。
今回は、筆者の知人K子から聞いたエピソードをご紹介します。
夫の気遣いで暖かくなる台所
夫の行動のおかげで、台所は暖かくなり、女性陣は快適に料理の準備ができるようになりました。極寒の中で凍えながら動いていた女性陣も、ストーブのおかげで体が温まり、笑顔が増えました。
K子も、夫の気遣いに感謝し、初めてのことばかりで驚くこともありましたが、少しだけ気持ちが楽になりました。
新しい提案で変わる正月の風景
さらに、K子の夫の提案で、今後の親戚の集まりでは料理を作らず、すべてお店に注文することになりました。これにより、女性陣が寒い中で料理をする負担がなくなり、男性陣も女性陣も一緒に食事を楽しむことができるようになりました。おかげで、みんなで楽しい時間を過ごせるようになったのです。
一部の地域では、K子の夫の実家と同じような光景がいまだに見られるようです。昔からの価値観を変えるのは簡単ではありませんよね。そんな中、K子の夫の行動力にはあっぱれでした。K子もきっと心強かったと思います。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。