今回は筆者の友人から聞いた、夏休みの旅行で体験した出来事を紹介します。旅行先が偶然、苦手な上司と被ってしまった! 最初は「げっ!」と思ったものの、旅先での上司の姿を見て……?

それはXさんが、とても家族を大事にしていることでした。自ら進んで奥様の荷物を持ち、走り回る子供に声をかけながら優しい目で見守るXさんの姿は、会社で見る厳しいイメージとはかけ離れていました。おかげで、旅行から帰る頃には、私の中のXさんの印象はすっかり変わっていたのです。

結局、Xさんに私の存在がバレることはなく、夏休みが明けた後もXさんに旅先で見かけたことはあえて言いませんでした。

しかし以前とは違って、Xさんが仕事中に厳しい表情を浮かべていても、旅行中に見た奥様と子供と楽しそうに笑うXさんの姿が浮かんで、怖いと感じることは無くなりました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。