子育てのルールは人それぞれ。何が良くて何が悪いか一概に他人が言えるものでもありません。しかし、自分のルールを一方的に人に押し付けるのはいかがなものでしょうか。今回は身勝手なママ友に振り回されたエピソードを、友人が聞かせてくれました。

要求が多すぎる!

その次は、M美がパートを終えて迎えに来た時、M美の子どもが少し汗ばんでいるのを見て、「えーめっちゃ汗かいてるんだけど! ちゃんと冷房入れてくれてる?!」と言ってきました。
もちろん冷房は入れているし、汗をかいたのはM美の子どもが室内で走り回って遊んでいたからです。

さらにその次には「怪我しないようにちゃんと見ててね? おたくの息子さん、ちょっとヤンチャだから心配なんだよね~」と言ってきました。
たしかに私の息子は活発なほうですが、M美の息子も負けず劣らずヤンチャです。
預かっているあいだは目を離さず見守っていますし、怪我をさせたこともありません。

こちらからお断りです

あまりにも偉そうに色々言われて、さすがに私も我慢の限界!

4度目に預かった時、ついに「私だって自分の子どもを見ながらあなたの子どもを見てるんだよ。そんなに文句があるならお金を払ってシッターさんを雇って」とピシャリと言ってしまいました。

言い返されると思っていなかったのか、M美は唖然。さすがに何も言い返してきませんでした。

自分の子どもが心配なのはわかりますが、子どもを預かってもらっておいて文句を言う筋合いはありませんよね。それなりに仲のいいママ友でしたが、この一件で価値観の違いが明らかになってしまい、今は距離を置いて深く付き合わないようにしています。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。