善悪の判断は、子ども時代から親や周りの大人に教えてもらいながら、身に付けるものです。幼い子どもが間違いを犯してしまったり、悪さをしてしまったりするのは、ある意味成長段階で必要な経験でしょう。しかしそんなとき、親がどんな対応を取っているのか、周囲は意外にもよく見ていますよ。今回は私が目撃した驚愕の『親の反応』について紹介します。
驚愕の親の反応
B子はその場から立ち上がることすらせず「そうそう、○○(私の名前)は子どもいないからわからないかもしれないけど、子どものしたことだから。2歳の子に言っても無駄よ、可哀そうだから怒らないで。」と。
「子どものしたことだから。」というのは、された側がフォローのために言うものであって、した側の言葉ではありませんよね。反省したり子どもに注意したりする素振りも見せないのはちょっと違うんじゃないか? と感じました。
確かに私に子どもはいませんが、私が子どものころ、私が人に迷惑をかけることがあれば、私の母は頭を下げていました。
子持ちの友人もたくさんいますが、私の家で悪さをしたり、物を壊したりした際は、友人に謝られています。
悪気はなかったのかもしれませんが、B子の「子どものしたことだから。」というのは、とても都合のいい言葉だと感じ、残念に思いました。
【体験者:30代・会社員女性、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。