産後は職場や友人たちの付き合いも減り、育児中のママは寂しさを感じることがあるかもしれません。そんなとき、地域に気軽に子育てを相談できたり、助け合える場所があれば安心ですよね。今回は、筆者の知り合いのママ友Wさんから聞いた出産・育児中に体験した心温まるエピソードをご紹介します。
保育園への道中、近所のおばあさんと知り合いになる
Wさんは職場の病院まで、自転車通勤をしています。
数年前、上の子の育休が明けて、毎日自転車で保育園に送り迎えをしていました。
そのうち通り道の一軒家に住むおばあさんと知り合いになりました。
最初は挨拶程度だったのですが、自然と仲良くなりました。
第二子妊娠で、自転車での送迎に不安を抱えるママ
Wさんにとっても、おばあさんは子育ての悩みや愚痴を聞いてくれる貴重な存在になっていました。
またおばあさんも畑で収穫した野菜をおすそ分けしてくれたり、子どもにジュースやお菓子をくれたり、本当にかわいがってくれます。
そんな関係が1年半近く続いた頃、Wさんは第二子を妊娠しました。
『これからお腹が大きくなるし、送り迎えどうしよう』と不安を抱えたまま、妊娠3ヶ月を迎えたある日のことです。
不安な気持ちをおばあさんに伝えると「ちょうどいいのがある」と、回覧板の育児ボランティア募集のお知らせを見せてくれました。