今では育児や家事に参加してくれる旦那さんも増え、夫婦で協力しあうのが当たり前になりつつありますが、もちろんワンオペで頑張っているママもまだまだたくさんいます。今回は、ワンオペ育児に奮闘する友人から聞いたお話をご紹介します。
救世主現る!
そんなとき、近所の年配の女性に声を掛けられ、病院が経営している小さな託児所があると教わりました。その女性とは何度か挨拶を交わしたことがある程度でしたが、私が小さな子どもを2人連れて毎日公園や買い物に出掛ける姿を見ていたそうです。どんどん表情が暗くなっていく私の姿を見て心配してくれていたそうで、おせっかいかもしれないけど様子がおかしいので声を掛けさせてもらったのよと話してくれました。
困ったときは周りを頼ってくれていいんだと言われ、挨拶程度しか接点のない私のことを気にかけてくれていたことがとても嬉しくて涙が出ました。
その後
紹介してくれた託児所で親身になってくれる先生にも出会え、マイナスに支配されそうだった気持ちも少し軽くなりました。近所の女性のおかげで病みそうだった心も救われ、子どもたちが大きくなった今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
【体験者:40代・女性パート、回答時期:2024年1月】
本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。