「みんな違ってみんないい」人に優劣はなく人それぞれで生きていけばいいはずです。しかし筆者の知人Aさんのママ友は、「あなたは70点!」と人を採点し周囲のひんしゅくを買っているのだとか。Aさんから、無神経ママを黙らせたスカッとするエピソードを聞きました。

私は95点! その評価ちょっと待った!!

自分の点数を聞かれたEさんは得意げに話し始めます。

「私は美人で高収入の旦那がいてセンス抜群で高学歴だから95点よ! こんな高得点の私と話せるなんて光栄に思ってちょうだい!」

Aさんはそれを聞いて開いた口が塞がりません。人のことは平気でこき下ろすくせに、自己評価だけは高いEさん。Aさんは気づくと言い返していました。

「人のこと勝手に採点する最低な心の持ち主なんだから、‐50点くらいしないとダメですよ。だからEさんは45点ですね」

やっと採点をやめたEさん

Aさんに対して激怒してきたEさんですが、Aさんはさらに言い返します。

「ほらね。勝手に採点されるって嫌な気持ちでしょ? Eさんはずっとこれをしてきたんですよ」

そう言うとEさんは黙り、周囲にいたママたちから拍手が巻き起こりました。バツの悪くなったEさんはその場から立ち去り、これ以降人を採点することはなくなったそうです。

人は生きているだけで100点満点。Eさんに悪気はなかったのかもしれませんが、誰かの価値を勝手に決めたり、人の評価に惑わされたりしないようになりたいものですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。