5分前行動という言葉があるように、何事もスムーズにこなすために時間に余裕を持って行動をする事は大切ですよね。わかっていてもいつも時間ギリギリ! という人もいらっしゃることでしょう。筆者の友人B子は、まさにそのタイプでした。さらに規格外の行動をする人で……!? 私が体験した友人B子の遅刻エピソードをご紹介します。

おっとり天然の人気者だけど、超遅刻魔

私の友人B子は、小学生の頃からの親友でした。
B子はおっとり天然ちゃんで、誰にでも好かれる子だったのです。
そんなB子と親友でいれることが、私にとっての誇りでもありました。

しかしそんなB子は、実は極度の遅刻魔。
5分10分は当たり前で、1時間遅れるなんてこともザラにあったのです。

しかし私はB子の遅刻に慣れていたので、正直全く気にしていませんでした。
結局B子とは中学・高校も同じ所へ通ったので、おばあちゃんになるまで仲良しなのかな? なんて漠然と思っていました。

久しぶりの皆でランチ。あれ、B子だけ来ない??

いつしか大人になり、各々が就職して社会人になりましたが、B子とはたまに会って食事をする仲でした。

そんなある日、中学の同級生達数人で集まって、ランチをする事になったのです。
皆仕事や育児の都合があったのですが、なんとか時間を作って集まることが出来ました。

B子以外の全員が時間通りにお店前に集まりましたが、B子は一向に来る気配がありません。
「あの子は相変わらずのんびりだね」と笑い、予約時間もあったので先に食べ始める事にしました。

私が店に入ってからB子にメールをすると、

「ごめん遅れる! 先食べてて!」
「あと化粧したら出られるから!」

そう言っていたのに、それ以降連絡ひとつよこさず、全く来る気配がないのです。
電話をしても出てくれず、ついに食後のデザートも食べ終わってしまいました。
その後少し待ってみたのですが、皆の都合もあったので、そのまま解散することになってしまったのです。