つわりの重さは人によって違いますが、なかには何も食べられず、点滴を受けるほど重い場合もあります。今回は、そんな重いつわりに苦しんでいる時に、つわりの辛さを知らない人に無神経な言葉をかけられた経験のある筆者の知人、Aさんのお話です。

吐きづわりに苦しんで

Aさんは当時第一子を授かったばかり。

つわりがひどく、水を飲んでも吐いてしまうほどの状態で、ベッドから出られない日が続いていました。

Aさんはすでに両親を亡くしているため、頼れる人は旦那さんの両親しかいません。
「心配だから母さんに来てもらうよ」
「ありがとう 」
Aさんとお姑さんの仲はとても良好で、Aさんは実の娘のように可愛がられていました。

その時も、つわりのひどいAさんを心配したお姑さんが、経口補水液や野菜のスープを持ってきてくれることになりました。