はじめてのお泊りは子どもにとってワクワクドキドキな体験です。親は人様の大切な子どもを預かるとあって、食事やお風呂など気を遣うことも多いですよね。今回は私の友人A子から聞いた、お泊りの翌日、朝食に文句を言う失礼なお友だちとそのママの話を紹介します。

お友だちのママは、「あ~サンドイッチあんまり好きじゃないのよ~ラクなパンケーキにしときゃよかったのに~」と言われてしまいました。

A子はママの言葉に唖然。A子なりに、娘のお友だちを迎えるために、心を込めたおもてなしをしたつもりです。それを完全否定するような発言をされ、ガッカリしてしまいました。
このママとは親同士のコミュニケーションを取れる気がしないため、ある程度距離を置いた方がいいと思い、次からはお泊りは断ろうと思ったのでした。

子どもの友だちがお泊りに来た際、部屋やご飯の準備など、迎える側の親としては疲れが溜まりがちですよね。子どもがお泊りさせてもらった親は、相手の親にまず感謝の気持ちを伝えるのがマナーではないでしょうか。
小学校2年生なら自ら「ありがとう」と言ってほしいところですが、苦手なものが出てきたので難しかったのかもしれません。であれば、親が代わりに責任を持って伝えてほしいものですね。
好き嫌いをしっかり聞いておかなかったA子にも反省点はあったかもしれませんが、感謝の気持ちを伝えられないような人とは、心の平穏を保つために、適度な距離を取ることも大切かもしれませんね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。