1年に1度しかない自分の誕生日。特に幼い子どもを育てているママは、この日くらいはゆっくりしたいというのが本音ではないでしょうか。今回は私の友人A子から聞いた、妻の誕生日に自分だけ酔っぱらった無神経な夫の話を紹介します。

酔っぱらい&無神経な夫にイラッ!

夜中の頻回授乳で寝不足が続いておりイライラしているのもありましたが、泣けてきたのは妻の誕生日をお祝いしたいという気持ちよりも、自分がたくさん飲んでいい気分になりたいという気持ちの方が明らかに勝っているように思えたからです。夫にも同じようにお酒を控えてほしいとまでは言いませんが、節度を持って飲んでもらいたかったですよね。

そして、誕生日くらい娘のお世話を全部引き受けて、A子に対して「ゆっくりしなよ」というやさしい一言をかけてほしかったと、今更ながら思ったA子。

夫は、A子に怒鳴られてもなお、「A子誕生日おめでとーーー!」とビールをおいしそうに目の前で飲んでいました。祝ってくれるのはありがたいのですが、酔っぱらってさらに無神経になった夫に腹が立って仕方がなかったA子でした。

A子はこの日、「夫に期待しすぎない」「してほしいことがあったら口に出してお願いする」ということを学んだと言います。期待しすぎると、してもらえなかったときにショックが大きいので、期待しすぎないことは大切です。A子も誕生日くらいはもっとわがままに、「娘のお世話をお願いね」とあらかじめ伝えておけば、夫も飲み過ぎることはなかったかもしれませんね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。