友達や家族、上司や見知らぬ人など色んな場面が思い浮かぶなかでも「夫はひどかった」と漏らしてくれた筆者の知人から聞いた、無神経夫に関するエピソードです。
ようやく結婚、そして出産
結果、夫の事業が大成功!
何十人もの従業員を雇う社長になったのです。
交際5年記念日にようやくプロポーズされ、結婚した私たち。
もちろん幸せでしたが、今度はなかなか子宝に恵まれないことに悩みました。
検査の結果、私が不妊症と分かり、それからはとにかく治療に励む日々。
それでも2年後ようやく妊娠したのです!
でも、それから大変な地獄のような時間が待っていました……。
食べづわりで苦しむ妻に……
妊娠中ダントツで辛かったのが【つわり】。
私はとにかくお腹が空いて何でも食べたくなる【食べづわり】の症状が出ました。
その結果、妊娠初期で5kg増!
気持ちも安定せず、爆食しては病んでいました。
そんな私に夫が放った言葉に思わず絶句!
「ねえ、そろそろやばいって」
「太りすぎでしょ~」
「俺より食べるとかおかしいわ」
そう、夫は事業が軌道に乗ってから性格が変わり、人を小馬鹿にするような態度をとるようになっていたのです。
辛い不妊治療を乗り越えたのに、つわりに苦しむ妻を嘲笑うなんて……。
義母に相談すると
その後も爆食する私を馬鹿にしてばかりの夫。
さすがに限界が来て、思わず家出してしまいました。
義母に相談すると同じ食べづわりに苦しんだようで、自分ごとのように夫を叱ってくれて。
産婦人科の先生からも『嘲笑うのではなく支えることが夫にできる唯一のこと!』と厳しく注意された夫。
悪気はなかったのかもしれませんが、少しは反省したのか、その後馬鹿にされることもなくなったのでよかったです。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。