病気ひとつしないお子さんもいれば、体が弱く病院通いに多くの日を費やしているお子さんを育てているお母さんもいるのではないでしょうか。
筆者は後者でした。これは筆者が体験した病弱な息子の育児のお話です。

健康優良児

我が家の第一子である息子は元気な赤ちゃんでした。

ミルクも良く飲み離乳食も好き嫌いなく良く食べ、乳児健診では「食べすぎ注意」と言われるほどでした。

近所に住む息子と同じ年頃の子ども達が風邪やインフルエンザに感染しても、ひとり感染することのない元気そのものの息子。

いつも元気にニコニコしている息子から、私も元気をもらっていました。

この後息子の身に起こることなど全く想像もしていませんでした。

喘息になる

息子が3歳になった時、当時住んでいた緑の多い郊外の街から大きな環状道路沿いの街に引っ越ししました。

その時から息子は喘息になってしまったのです。

環境の変化によるものなのか、引っ越して来るまではまるまるとしていた息子だったのに食が細くなり、手足が枝のように細くなってしまった姿に心が痛みました。