ひとりで置いて出かけるのは親として心配ですよね。ですが家庭の事情があるので、そうせざるをえない時は子どもの安全を配慮するのが大切だと思うのですが……。
これは筆者がとても憤慨した体験談です。
さらに詳しくAくんに事情を聞くと、Aくんの家ではこんなやりとりがあったようです。
ママに「妹と三人で一緒に出掛けよう」と声をかけられたAくんですが、出掛ける気分ではなかったそう。しかし、ママは家にAくんを一人にさせるのが心配だったのでしょう。
自分たちが出掛けている間に一人にならないように、Aくんに公園で誰かと一緒に遊ぶ約束をさせました。結果、たまたま都合がついたのがうちの息子だったようです。
Aくんママはこれ幸いと思ったのか、Aくんにお昼ごはん代を持たせて、公園に出掛けさせたというわけです。
息子は電話で約束した時には、お昼ごはんを外で買ってその場で食べて夕方まで遊ぶとは言われていません。
もしかしたら、お昼の話をしたらうちに断わられるかもしれないと、わざとAくんには電話では言わないよう指示していたのでは? と思ってしまいました。
午前中だけの約束のつもりだった息子は、Aくんを置いて帰るに帰れずにいたのでした。
息子を巻き添えにする魂胆?
私もその場で初めてAくんのママの魂胆を知り唖然。
冬の寒い公園で子どもたち二人にお昼ごはんを食べさせることは当然できません。
Aくんも連れ帰って、我が家で息子と一緒にお昼ごはんを食べさせました。
「最初から言ってくれればうちでお昼ごはんの用意をすることもできたのに。息子を巻き添えにして冬の寒い公園でお昼ごはんを食べさせようとするなんて……。」
自分勝手で責任感のないAくんママの非常識さに憤慨してしまいました。
その後Aくんのママから何の連絡もありません。
関わりたくないママだと思い距離をおくようにしました。
【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Itnライター:K.Sakura
セラピスト・販売員・介護士の職を通じて常に人と関わる職務経験から得た情報を記事化するブロガーを志す。15年ほど専業主婦兼ブロガーとして活動するも、モラハラな夫からから逃げるために50代にして独立。母としては、発達障害のある子どもの育児に奮闘。自分の経験が同じような状況に悩む人の励みになって欲しいと思い、専門ライターに転身。アラフィフでも人生やり直しができることを実感。