図々しすぎる義両親
一方で、義両親は実両親とは真逆です。「孫の顔を見せに来てちょうだい」とよく連絡が来るのですが、それが本当の目的ではありません。私たちのことを「財布」だと思っているのです。
私たちが義実家に行けば必ず「今日はどこに食べに行こうかな」と言ってくる義両親。「たまには寿司が食べたい。年金暮らしだと行けないから」などと、遠回しに奢ってほしいと頼んでくるのです。
夫は長男としての使命感があるのか、義両親のお願いは断れません。結果的に義両親との外食はいつも全額我が家持ちなのです。なんだかとてもモヤモヤします。
親孝行されて当たり前
私は親に奢ってもらうのが当然だとは思っていません。実両親に奢ってもらった後は必ず感謝の言葉を伝え、後日お礼を渡すようにしています。
しかし、義両親は夫や私に一切の感謝もありません。むしろ「もう年寄なんだから親孝行されて当たり前。育ててもらった感謝を忘れるな」と言わんばかりです。
それでも父の日や母の日は、夫の提案で両家分け隔てなくプレゼントを送っているので、正直面白くありません。夫に不満をぶつけても、「仕方ないだろ」の一点張りで何も解決しないのでツラいです。
まとめ
「義両親にどんどんお金を無心されそうで怖い」と心配する知人。頼りになる実両親とのギャップに驚きを隠せませんね。年金暮らしで余裕がないのは理解できます。知人は奢るのが嫌なわけではないようですが、財布のように扱われてしまっては、義両親に対して違和感を抱いてしまうのも、仕方ないのかもしれません。
難しいかもしれませんが、少しずつ顔を合わせる機会を減らすようにするなど、距離を置くのが得策かもしれません。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。