「あの時こうしていれば……」と後悔することって誰にでも多かれ少なかれありますよね。後悔先に立たずといいますが、人生で大きな決断をする時には、なるべく後悔しない道を選びたいものです。今回は20年の時を経て大後悔したエピソードを友人が聞かせてくれました。

現実は甘くはなかった

しかし結婚生活は苦労の連続!
なかなか定職につかないB太に苦労をさせられたり、予定外に妊娠して子育てに奮闘することになったりして、あっという間に20年が過ぎてしまいました。

今も家計は苦しく、朝から晩までパートに出る日々です……。
子どもはかわいいですが、もはやB太への愛情は欠片も残っていません。

20年後に発覚した真実

ある時、偶然昔の友人と会う機会がありました。
私がついつい今の生活を愚痴ると、その友達は「実はA男、あなたと本当に結婚したくてものすごく仕事がんばってたらしいよ。指輪も用意してたとか」と教えてくれてびっくり……!
結婚を考えてくれていないと思っていたA男が、実際は私のことを真剣に思っていてくれたのです。

A男は私と別れたあとも順調に出世し、今はかなりの高収入なんだとか。妻子にも恵まれ、幸せに暮らしているとのこと。

お金がすべてとは思いませんが、あの時私が愛だと思ったものは一体なんだったんだろうと、後悔してもしきれません!

【体験者:30代・女性パート、回答時期:2024年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。