「あの時こうしていれば……」と後悔することって誰にでも多かれ少なかれありますよね。後悔先に立たずといいますが、人生で大きな決断をする時には、なるべく後悔しない道を選びたいものです。今回は20年の時を経て大後悔したエピソードを友人が聞かせてくれました。
結婚を焦りまくり
今から20年ほど前のことです。当時私は20代後半で、つまらない仕事を繰り返す毎日にうんざりしていました。
そんな私の唯一の希望は、彼氏のA男でした。
A男は有名大学を卒業して大手メーカーに入社したエリート! 結婚願望の強かった私は現状から逃げたいのもあって「早くA男と結婚したい」と焦りまくり、自分から結婚を迫る始末。
しかしA男は「今関わっているプロジェクトが成功して、一人前になれたら」と結婚を了承してくれませんでした。
お金より愛だよね?♡
そんなA男に不満を抱えていたある日、私は友達の誘いで行ったライブハウスで、バンドマンのB太と出会いました。
B太は私のことを気に入り、熱心に口説いてきました。
堅苦しいA男に若干うんざりしていた私も、ついつい心が傾きそうに。
B太はアルバイトをしながらバンド活動をしているため収入は不安定で貧乏ですが、「愛してる。一刻も早く結婚したい」と甘い言葉をくれて、私の自己肯定感を満たしてくれました。
徐々に「お金より愛だよね」と思い始めた私は、結局A男と別れてB太と結婚したのですが……