産後に旦那さんに非協力的な態度を取られたことを許せない、いわゆる「産後の恨みは一生」と言われる言葉がありますが、出産をするときにも旦那さんの態度に対して恨みを抱く女性もいます。今回は、陣痛で苦しんでいる際に旦那さんに言われた言葉を未だに忘れられないという筆者の知人Tさんのお話です。
陣痛に苦しんでいると
当時Tさんは第一子を妊娠しており、いよいよ出産間近という頃でした。
「陣痛が強くなってきたの……」
自宅で入院の準備をしていたTさんは、予定より早く陣痛が来たため慌てて仕事中の旦那さんに連絡をしました。
「わかった、すぐ帰る!」
電話越しに旦那さんの焦った様子が伝わり、Tさんは陣痛の間隔を記録しながら旦那さんを待つことに。
「も、もう産まれそうなんですか!?」
職場から飛んで帰って来た旦那さんに付き添われて病院に行き、Tさんはすぐに医師の診察を受けました。
「まだ子宮口が開いてないな…… ちょっと時間がかかりそうです」
「え、そうなんですか?」
声も出せないほどの痛みに必死で耐えているTさんは、旦那さんと医師のやりとりを黙って聞いていました。
そしてその直後、旦那さんの信じられない発言を耳にすることになるのです。